💭 検証・気づきログ

【第1〜3回 検証編】Whisperの文字起こしは完璧じゃない!GPTで整形したら“人間味”が爆誕した話

【第1〜3回 検証編】Whisperの文字起こしは完璧じゃない!GPTで整形したら“人間味”が爆誕した話

🎯 はじめに

AI文字起こしの王様 Whisper くん。

めっちゃ優秀!…なんだけど、正直に言うと 完璧ではない です。

今回は、実際に私が同じ音声を

  • base
  • small
  • small → GPT整形

3パターンのモデルで文字起こしして、その結果を500文字に要約してみました。

「どれくらい違うの?」「GPTで整形すると何が起こるの?」

気になりませんか?

結論から言うと、GPT整形を入れるだけで“人間味”が爆誕しました。

では、実際の比較と気づきをまるっと共有します!

文字起こしAIを信じ切ってる人、必見です🔥

🧪 検証条件

今回の検証に使ったのは、約4分のセッション音声です。

この音声をまずは Whisper の base モデルで文字起こし。

次に、同じ音声を small モデルでも文字起こししてみました。

そして最後に、small で出た文字起こし結果を ChatGPT に丸ごと渡して誤字や変換ミスを整形 してもらいました。

仕上げに、出てきたテキストをそれぞれ 500文字で要約

条件は全部同じ。

変えたのは Whisperのモデルと、GPTの有無だけ です。

🔍 3パターンの結果を比較してみた

同じ音声でも、モデルやGPT整形の有無で、文字起こしの仕上がりはどれだけ変わるのか?

ここからは、実際に生成された500文字要約を並べて、違いをチェックしていきます!

✅ 1. Whisper base

まずは、何も手を加えていない Whisper base モデルの結果から。

結論としては、誤認識がかなり多い です。

例えば、「発音録音」が「初音6音」になっていたり、

「カンファタブル(comfortable)」が「カンファタボール」と謎変換されていたり……。

全体的に直訳調で、機械が頑張って聞き取った感はあるけど、そのままレポートとしては使いにくいクオリティです。

💡 要約例(一部)

初音6音の練習を行ったことが議論され…
カンファタボールの発音について改善点が挙げられ…

✅ 2. Whisper small

次は Whisper small モデルに切り替えたバージョン。

base に比べると、誤認識がグッと減ってます!

「初音6音」みたいな謎単語は消えて、文脈もちゃんと読めるレベルに。

ただ、「カムフタブル(comfortable)」など、ちょっとした違和感は残っているので、完璧とは言えないものの、そのまま読んでも意味は十分伝わる クオリティです。

💡 要約例(一部)

「ワールド」と「ワード」の発音の違いや、LとRの課題に取り組みました。

✅ 3. Whisper small → GPT整形 版

最後は、small モデルで文字起こしした結果を ChatGPT で誤字修正&自然な形に整形したバージョン です。

これがもう、別物レベルに読みやすい!

  • 誤認識がほぼゼロ
  • 表現が自然で、まるで人が書いたような口語調
  • 句読点や改行もバッチリで、一文一文がスッと頭に入ってくる

「文字起こしだけ」だとどうしても機械感が残るのに、GPT整形を通すだけで、人間が書き起こしたかのようなテキストに生まれ変わります。

💡 要約例(一部)

結果に満足している一方で、発音はスペルよりも音で覚えることが重要と再確認されています。

📊 まとめ:GPT整形は必須!

今回の検証の結果、私の結論は 一択 です。

💡 Whisperで文字起こししたら、必ずGPTで整形しよう!

これを挟むだけで、

  • 誤認識がほぼ消える
  • 表現が自然でスラスラ読める
  • その後の 要点抽出や感情分析がめちゃくちゃやりやすい

と、いいことしかありません。

文字起こしAIに全信頼を置くのは、ちょっと危険。

GPTで仕上げるひと手間をかけるだけで、人間クオリティに激変します!

🗒️ おまけ:具体例まとめ

比較項目basesmallsmall → GPT整形
誤認識多い少ないほぼゼロ
表現直訳調かなり改善人間味あり
読みやすさ報告書読みやすい物語感あり

🗂️ 推奨フロー

じゃあ結局、どう進めるのが一番ストレスなくて安心なの?

私の答えはこれです👇

🎓 推奨フロー
Whisper(small) → GPTで整形 → 要点抽出 → ToDo化 → 感情分析

💡 ポイントは、とにかく Whisper small + GPT整形 をセットにすること!

文字起こしだけに頼ると、「何これ!? 意味不明…」って単語が混ざってしまうことがあるけど、GPTで整えるだけで、その心配はほぼゼロになります。

これから先の要点抽出・ToDo化・感情分析は、この「キレイに整形されたテキスト」が基盤になります。

つまり、文字起こしの精度を上げるのではなく、後からGPTで人間味を注入してあげる!

これが一番ラクで、誰でもできるコツです✨

✏️ おわりに

「Whisperさえあれば完璧!」と思っていた過去の自分に言いたい。

GPTで整形するだけで、人間味が爆誕します!

これだけで、AI文字起こしが単なる「文字の羅列」から「読める・伝わる・活かせるデータ」に進化しました。

これからも、AIに任せるところと、ちょっと人間がひと手間かけるところを、上手に組み合わせていこうと思います✨

みなさんも、ぜひ一度試してみてください!🔥

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  • この記事を書いた人

SHIRAN

「コードは知らない。でも作れる。」AIとツールで便利を生む非エンジニア。挫折も経験しながら、今は作る楽しさを発信中。詳しくはこちら

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