
🟣 はじめに:AI時代、誰でもアプリが作れる…はずだった
「ChatGPTがいれば、もうエンジニアいらないんじゃね?」
…そんなことを思った日もありました。
でも現実は、甘くなかった。
こんにちは。非エンジニア代表、シランコーダーです。
最近は話題のChatGPTを駆使して、「音声をS3にアップロードするWebアプリ」を作ってます。
Firebase認証とか、署名付きURLとか、もう言葉だけでカッコイイやつです。
でね、「アップロードできない」となったとき。
「ChatGPTが間違ってるのか!?」「バグか!?」と思うじゃないですか?
いやいや、違ったんですよ。
ChatGPTはちゃんと修正してくれてた。
でも私が…やらかしてました。地味で単純なミス。なのにめちゃくちゃ沼るやつ。
そう、それは
「コードを反映してなかった」という、衝撃の事実。
もうね、コードは完璧なのに動かないって地獄です。
ChatGPTに何度も泣きついて、コードを直してもらったけど…
「あのー、あなた再起動してませんよね?」
っていう、超冷静なツッコミ。
はい、見事に沼りました。
🟡 見た目は完璧。コードも完璧。なのに「動かない」
コード?完璧。UI?美しい。エラー?……なぜか出る。
ChatGPT先生が何度も手直ししてくれたコード、見た目も内容も問題なさそうに見える。
それでもなぜか、音声ファイルがアップロードされない!!!
- 「え?どこがおかしいの??」
- 「CloudFront?署名付きURL?ヘッダー?CORS?」
- 「いやもう用語が呪文。何言ってんの?」
と、フロントエンドとネットワークタブと格闘する日々が始まりました。
気づけば、軽く3日が経過。
進捗ゼロ。
もはやバグなのか自分がバグなのかも分からない。
ChatGPTのコードは確かに毎回的確。
でも動かない。
この時、私はまだ気づいていなかったのです。
本当の原因は、コードじゃなかったということに。
🔴 原因はまさかの「反映されてなかった」
え?コードは何度も修正したよ?
何回 Key: ${filename}
に直したと思ってるの?
CloudFrontのキャッシュも消した。ブラウザもスーパーリロードした。
でもね、server.jsが再起動されてなかったの。
もっというと、3日前のサーバーが、のうのうと生きてた。
いやいや、そんなの見た目で分からんって!
こっちはGUIで育ってきた人間なんですよ?
黒い画面に「ps aux | grep node」って…誰が分かるんじゃ。
- 「ターミナルにプロセスって何?」
- 「何か止めていいの?」
- 「それって爆発しない?」
そういうレベルだったんです。
ChatGPTがいくら正確に修正してくれても、再起動しなきゃ反映されないのよ!サーバーって!!(←ここ重要)
物理的なスイッチなら「ON」「OFF」が見えるけど、ターミナルは全部文字。どれが今の自分のサーバーなのか、分かるわけがない。
そりゃ、何やっても動かないわけだわ。
🟠 非エンジニアにとって「ターミナルの再起動」は壁すぎる
「コード、修正した!動くはず!」…でも、動かない。
え?反映されてない??
「いや、そんなバカな…」って思いますよね。
でもね、サーバーを再起動しないと、前のバージョンのままなの。
ターミナルって“命令を送る場所”だけど、今どんな状態なのかは、まったく教えてくれない。
見た目でON/OFFが分からない。再起動できてるのかも不明。
そのくせ node server.js
をもう一回やったら、前のやつと共存したりする。
え、それアリなの?ぶつかんないの?ってなるよね。
「GPTがコードを書いてくれて、修正も完璧」
でも、反映は人間の仕事。ここが最大の盲点でした。
そして私はこう思うのです。
「黒い画面にも、ステータスランプが欲しい」と。
🟢 キャッシュ地獄:CloudFrontとブラウザも油断大敵
やっと修正できた!
再起動もした!
これで…いける!!!
と思いきや、「変わってない」現象が再発。
何度index.htmlを直しても、反映されてないように見える。
「GPTの言うとおりにやったのに…」と、再び沼る私。
でもそれ、古いの見てるだけだったーーーッ!!(ズコー)
🔹 CloudFrontにはキャッシュがある
しかも、即時反映じゃない。数分〜十数分かかることも。
🔹 ブラウザも手強い
Ctrl+R?
それじゃダメダメ!
Ctrl+Shift+R(スーパーリロード)じゃないと「前のデータ」を見続けてる。
コードは合ってるのに動かないとき、「最新のやつ、本当に見てる?」って疑うの、大事。
キャッシュ、マジで油断ならない…。
🔁 Node.jsの再起動、ちゃんとできてる?〜見えない敵と戦う〜
「コード修正したのに、全然反映されない…」
それ、もしかして Node.jsサーバーが“古いやつ”のまま動いてるかも!?
🧩 Node.jsサーバーってなに?
これは「アップロード用の署名付きURLを作ってくれる裏方さん」。
つまり、index.html(フロント)から「アップロードしたいんだけど〜」ってお願いすると、Node.js(サーバー)が「OK!URL出すよ〜」って返してくれてるわけです。
でも…
修正しても、そのサーバーが再起動されてなければ、昔のまま。
…そりゃ動かないよね🥲
🛠 再起動の方法(Jupyterでやってる場合)
- Jupyter のトップ画面(/tree)で「New → Terminal」を開く
- 以下のコマンドを打つ👇
ps aux | grep node ←これは1行で入力してEnter押していいやつ
これで「どの Node.js が動いてるか」がわかります。
出てきた中で /home/ubuntu/server.js
っぽいやつがあったら、それを止める👇
kill <プロセスID>
※ たとえば kill 3663
←こんな感じ
プロセスIDは ps aux
の2列目(数字)です。
3. そして、再起動!
node server.js
✅ 「Listening on http://localhost:3000」って出たらOK!
⚠️ ポイント
node server.js
を何回も打つと複数起動してバグることも(再起動時はちゃんと前のを止めよう!)- ターミナルは無限に優しくない。ちゃんと自分で「ON/OFF管理」するのが大事!
「コードは正しいのに動かない」系トラブル、“再起動忘れ”はガチで多い。
これは、次にハマらないように絶対メモ!
🧠 今回学んだ「再起動・キャッシュ・反映」の三大原則
AI時代の開発はラクになった。
でも「反映されない」問題は、今も昔も健在。
今回ハマった沼で学んだのは、この3つの基本原則でした👇
🔁 1. 再起動は“物理スイッチ”だと思え!
Node.jsサーバーは勝手に最新のコードを読んでくれません。
電気製品と一緒で「電源を入れ直さないと変化が反映されない」。
ターミナルで node server.js
を叩くだけ…なんだけど、それを忘れて数日沼るのが初心者あるある。
修正後は「再起動した?」とまず疑うクセをつけるべし!
🔍 2. プロセス確認&killを恐れない
Jupyterからターミナルを開いて
ps aux | grep node
と入力すれば、今動いてるNode.jsサーバーのプロセス番号(PID)が見えます。
それを止めるには👇
kill <番号>
これができれば、「古いサーバーが裏で生きてる問題」はもう怖くない!
🧹 3. キャッシュ地獄には“スーパーリロード”で勝て!
CloudFrontも、ブラウザも、キャッシュという罠を仕掛けてきます。
- CloudFrontは古いHTMLやJSを持ち続ける
- ブラウザも
Ctrl + R
では不十分
正しい反映のためには👇
- CloudFrontのInvalidation(キャッシュ削除)を使う
- ブラウザは
Ctrl + Shift + R
(スーパーリロード)を習慣に
💬 最後に:GPTは“コード先生”、でも反映の責任は人間
ChatGPTは何度も親切にコードを書き直してくれた。
でも、それを動かす環境が更新されてないと意味がない。
「再起動」「キャッシュ」「反映」
この3つはノーコード・ローコードでも絶対に避けられない落とし穴。
だからこそ今回の失敗は、未来の成功の布石!
✍️ おわりに:再起動で人生変わる(かもしれない)
まさかの主犯、「再起動し忘れ」。
コードは完璧、GPTも完璧、でも動かないのは自分のせいでした!\(^o^)/
この再起動という名の“魔法のボタン”を押さなかったばかりに、世界が何日も止まっていたと思うと、震えるしかない。
でも逆に言えば、再起動ひとつで世界は動き出す。
「え、そんなことで詰むの?」って話なんだけど、それが現実。そして沼。ナマケモノの沼。
でも、今回はそこから這い上がってこれた。
ノンエンジニアでも、GPTと一緒にここまで来られたんだから、きっと誰でも、少しずつ進んでいける。
この記事が、あなたの未来の「再起動ボタン」になったら最高です。
じゃ、またどこかの沼で会いましょう〜!👋🐢✨