
✅ 結論:Notionは使わず、自作のWebポータルで完全自動化します
ついに決めました。
もうね、Notionとかいう他人の家の間借り生活は卒業します。
やっぱね、自分のサービスは自分の土地に自分の設計図で建てたい!(急に一戸建てトーク)
じゃあどうするのかって?
HTML!JS!JSON!シンプル三銃士、爆誕です。
これだけでいいの。いや、これがいいの。
🔍 そもそもの問題:Notionでやろうとしたら詰んだ
まず、わたしがやりたかったこと。それは
🗂「生徒ごとのセッション履歴ページ」を自動でつくっていくこと!
- 毎回のセッション内容をまとめたレポートを
- 生徒ごとに分けて記録して
- コーチも生徒も、いつでも見返せる
- しかもログインとか面倒な操作なしで
要するに「ちょっといい感じのマイページを自動で更新したい」って話。
で、そこで浮かんだのがNotionだった。
「え、これNotionでよくない?てか、Notionしか勝たんじゃん?」
- 見た目もオシャレ
- データベース化もできる
- 共有リンクもボタンひとつ
- ページもテンプレもある
もうね、“神じゃん”のフルコンボだったわけ。
しかも、AIとの相性も良いし、Zapierとか連携もできるし、「これ、夢のコーチングポータルできるやつじゃん……!」ってテンション爆上がりしてた。
でもね。
そんな honeymoon は、あっという間に終わった。
🪤 最大の罠、それは「共有設定」だった
確かに、ページの中身は自動で作れる。
n8nでレポート生成 → Notionに書き込み → ページ作成、ここまでは完璧。
でも…
❌ 「そのページを誰が見れるか」は、手動でしか設定できない!
この事実に気づいた瞬間、時が止まりました。
「えっ、毎回それ手動で設定するの?URL個別に?共有範囲チェックして?」
「うん、それ“人力フロー”だよ?」
「はい自動化、終了〜〜〜〜!」
生徒が1人や2人ならまだいい。
でも10人、20人、30人ってなってくると、超めんどう
しかもこの作業、「絶対に忘れちゃいけない」ってところがタチ悪い。
これはただの“ちょっと手間”じゃない。
⚠️「人間の指が必要なシステムバグ」だった。
そして私は悟りました。
Notion、お前は最高だ。
でもその「最高」は、人の手で支える設計なんだよね。
私は違った。
自動化の星に住む私は、人間が手を出す余地のない仕組みが欲しかったんだ。
次に希望を託したのが、LINEとかSlackだったんだけど…
(そっちはそっちで別の地獄が待ってました)
🧠 じゃあLINE?Slack?それも違った
Notionがダメなら、代わりがあるはず!って思うよね?
私もそうだった。
「通知が飛んでくる系ってテンション上がるし、LINEとかSlackとかあるじゃん!」って。
🟢 LINE通知、たしかに便利そうに見えた
- セッションが終わったら、ピコンってレポートが飛んでくる
- スマホに直接届くし、未来感もある
- 「うわ、うちのサービスAIっぽ〜〜い✨」ってなる
でも、設定してみてこう思った。
「無理!!!!!」(即死)
なぜなら…
- LINEのMessaging APIを使う必要がある
- チャネルアクセストークンを取得しなきゃいけない
- さらにユーザーIDの紐付けとかが地味にしんどい
- そしてトドメが、「個別チャットに自動でメッセージ送るのってめちゃくちゃ面倒」
しかもそれを、生徒にもやらせる前提だったら?
「LINE Developers に登録して、QRコードで…」
「え、なにそれ怖い、やめときます」
💔 離脱確定
🔵 じゃあSlackは?希望の光かと思ったら…
Slackも最初はよく見えた。
実際、チームツールとしてはめっちゃ優秀。
- Webhookで通知できるし
- チャンネルごとにレポート流せそうだし
- コーチング感あるし、ちょっとスタイリッシュじゃん?
でも、現実はまたもやこう。
- 生徒ごとにチャンネルを作成して
- 毎回招待して
- コーチ側でWebhook URLを管理して
- さらに通知ごとの設定を繰り返す
🤯「いや、どんだけ手間増えるんだよ!!!!!」(机バン)
この時わたしは、ふと現実に引き戻されたのです。
- 「あれ……これ全部、結局“人手がいる方法”じゃん…?」
- 「自動化って、ボタン押さないことじゃなかったっけ?」
- 「むしろ、これが“自動に見せかけた手動”なのでは??」
💻 冷静に考えてみたら…
いろいろ試して、詰まって、爆発して、いったん深呼吸して考えたわけです。
「……でもさ、ほんとにそんなに難しい話か?」
そこで気づいた。
必要なのって、実はこの3つだけだったんです。
🧱 HTML:ただの“箱”
これはページの骨組み。
部屋の間取りみたいなもんです。
- 「ここにタイトル置くよ」
- 「ここにレポート並べるよ」
- 「この枠の中に内容差し込んでね」
ってだけ。構造を決めるだけで、中身はあとから入れ放題。
🪄 JS(JavaScript):出し入れ係
HTMLだけだと、箱はあるけど空っぽ。
ここで登場するのがJSくん。
- 「あ、report.jsonっていうタンスからデータ取ってくるね〜」
- 「読み込んだら、ここに置いとくわ〜」
- 「あ、更新?勝手に見に行くからいいよ〜」
っていう、おせっかいで優秀なコンシェルジュ的存在。
🗂 JSON:中身のタンス
実際のレポート内容はこの中に入ってる。
- セッションの日付
- 要約されたメモ
- ToDoやフィードバック
- 感情スコア etc…
それぞれのデータが、整然と、でもシンプルに詰め込まれてる。
しかもテキストベースだから軽い&読みやすい。
🧠 そして思った
「……あれ?これ、Notionっぽくね?」
そう。
Notionって要するに
- 見た目が整理された“ページ”
- 中にレコード(ブロック)があって
- 外からも更新できて
- 見るだけならURLがあればOK
つまり、HTML+JS+JSONの3人で、Notionの“表示だけ版”って普通に作れちゃうんです。
しかも、設定もトークンもOAuthもいらない。
そのシンプルさ、控えめに言って最強。
※もちろん、AIくんの力を9割5分借りて構築してるけどね!
この発見が、まさか「自作のほうがラクでスマート」という現実につながるとは、誰が思っただろうか…
🕵️♀️ セキュリティは?って思うでしょ?
はい、まずみんなこう言います。
「でもそれ…誰でも見れちゃうんじゃないの?」
「パスワードもログインもないって…それ大丈夫?」
結論:むしろ、その“ない”が強いんです。
🔑 ポイントは「ランダムURL」
レポートページのURLは、たとえばこんな感じ
https://secrettool.com/portal/91dlkfjs839d
- 無意味なランダム英数字
- 覚えられないし、推測もほぼ不可能
- そもそも誰にも共有しなければ“存在しないも同然”
👁 検索にも引っかからない
Googleや他の検索エンジンにも見つかりません。
インデックス除外設定をしてあるので、検索されても出てこない仕様。
だから、
- 「リンクを知ってる生徒本人」だけが
- 「いつでも見に行けて」
- 「他の人からは絶対に見つからない」
という、“簡易なのに堅牢”なクローズド環境が成立します。
🔐 これってセキュリティ的に甘くないの?
確かに、厳密な意味で言えば「認証なし」はセキュリティ弱いんですが…
- 扱う情報は基本的に公開前提の要約
- そもそもパスワード設定の手間すら避けたい
- 運用上は「アクセスできるのは知ってる人だけ」で十分
という割り切り設計だからこそ、セキュリティと利便性のバランスが“実用的”に保たれてるんです。
🧠 難しいこと、実はしてない
ログインも認証もトークンも不要。でも安全。
「パスワードがないのに安心できるって…まさに“知る人ぞ知る秘密基地”」
むしろOAuth認証やLINE連携で詰むくらいなら、最初から“見られにくい構造”を徹底した方が強い。
というわけで。
この秘密URL構造、シンプルなのに賢い設計なんです。
そしてこの“見えるけど見られない”快適さが、自作ポータルの真骨頂。
👀 しかも表示専用ならログインなんていらん!
ここ、大事なとこなんで声を大にして言いますね。
「見るだけなら、ログインなんていらない!!!」
✋ 書き込み系は誰がやるの?
もちろん、n8nくん。
彼はもう、働く働く。
- 音声を受け取って
- GPTくんに要約お願いして
- 感情分析もして
- JSONに追記して
- 通知までしてくれる
🧑🏫 コーチ:「あれ?今日のレポート作ってなかったっけ…」
🤖 n8n:「作っときました。(ドヤ)」
👩🎓 生徒:「昨日の分、もう反映されてる!」
人間は一切、指一本動かしてません。
🤯 つまりこれは…
- “ただURL開くだけ”で
- “最新も過去も見れる”ようにして
- “レポートは勝手に増えて”
- “誰もログインしない”
これ、もう名乗らずともわかるでしょ?
これぞ、自動化の極み。
ログイン不要という選択が、シンプルさ・速さ・ノーストレスの全部を連れてきてくれる。
この快適さを一度味わったら、もう戻れません。
✅ 最後に:この気づきで得られたもの
今回の気づきは、単なる「どのツールを選ぶか」って話じゃなかった。
もっと深いところにあったのは、「自分のサービスを、どこまで自分でコントロールしたいか」って問いだった。
🔧 わたしの理想、それは…
- 「誰かの仕様変更に振り回されない」
- 「運用で迷わない」
- 「人の手を介さないのに、ちゃんと動く」
そんな"仕組みでできた相棒"だった。
たしかに、Notionは最高だった。
UIも美しいし、データベースっぽく整理できるし、AI連携も進化してる。
でもその“最高”は、人の手で丁寧に支えないと成立しない世界だった。
- アクセス権を設定して
- ページを共有して
- ちょっとずつ手でメンテする
それって、自動化じゃなくて「半自動化ごっこ」だったんだよね。
でも私は違った。
🔁 欲しかったのは、“人間が触らなくても勝手に回る仕組み”だった。
自分が寝てても、旅行してても、忘れてても、ちゃんと働いてくれる「コードと構造と自動処理の秘書たち」。
その結果、わたしは手に入れた。
- 静かに
- 地味に
- でも確実に動く
HTML・JS・JSONの小さな自作AIポータル。
もしあなたも今
「便利なはずのツールに、なぜか疲れてる」
「自動化してるはずなのに、気が抜けない」
そんな状態だったら
いちどだけ、「自分で作ってみる」という選択肢を、考えてみてほしい。
そこには、「人の手を借りずに、全部が勝手に動く世界」が静かに、でもちゃんと待ってるかもしれないから。