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【裏話】AIと一緒に作った!最強コーチングレポート完成までの開発会議録

【裏話】AIと一緒に作った!最強コーチングレポート完成までの開発会議録

🎯 はじめに

AIコーチング支援ツールを作るぞ!ってドヤ顔で言ったはいいものの、

「で?何入れるん?どう見せんの?誰得なん?」

って自分で自分に問い詰めて、速攻で詰みました。

要約だけじゃ味気ないし、ToDoだけじゃサボられるし、感情グラフだけじゃ「で?」ってなるし…。

欲張りモンスター脳が暴走して、気づけば「盛りすぎサラダバー」みたいなカオスレポートが爆誕しそうに。

そんなときの私の必殺技
👉 「もうAIに投げよ。」

はい。

全部AIに相談しました。

正直、人間相手ならドン引きされるレベルでネチネチ細かいことまでAIと討論して、気づけば何百ターン。

この記事では、そんな迷走と暴走とAIへの泣きつきが全部詰まった「レポート構造の裏側」をお見せします。

これ読んだら多分あなたも思うはず。

「AIって…便利だけど…お前、めんどくさいな!」って...

それでは、迷走コーチング会議録、開幕!

🧩 迷走の始まり:理想のレポートって何?

じゃあ理想のレポートって具体的に何なの?

って考え出したら、出るわ出るわ、欲張り条件。

  • ✅ コーチが読んだだけで要点がサッと分かる
  • ✅ 生徒がサボれないようにToDoがまとまってる
  • ✅ でも説教臭くなくて前向きに取り組める
  • ✅ 感情の流れも分かる
  • ✅ しかも自動で作れる(ここが無理難題)

これを全部叶えようとしたら、ただの「箇条書き」じゃつまらないし、

感情グラフだけでも「へ〜」で終わるし、全部を文章化すると読まれない…。

結果👇

「自動で出来る限界 vs コーチが補いたい部分」

ここをどこで分けるかのバランスが一生決まらず、私はAIと脳内プロレスを開始したのでした。

🤖 AIに相談してみた

さて、理想を夢見ては迷走し、無限ループに陥った私は「もうAIに根こそぎ相談しよう」と決めました。

💬 実際のやり取り(ざっくり抜粋)

🧑‍💻 私:
レポートに入れる項目が多すぎるんだけど…何が必要だと思う?

🤖 ChatGPT:
要点抽出、ToDo、感情分析…それぞれ役割を整理しましょう!

🧑‍💻 私:
役割?要約と要点って同じじゃないの?

🤖 ChatGPT:
似てるけど違います!要点は箇条書き、要約は流れを短文で!
目的を分ければ読みやすさが上がります。

🧑‍💻 私:
ほほう。じゃあ感情グラフは?役に立つ?

🤖 ChatGPT:
グラフだけだと意味ないです!転換点リストと組み合わせましょう!

🧑‍💻 私:
それいいじゃん!生徒に見せていいやつと、コーチだけのやつも分けたい!

🤖 ChatGPT:
では「表示範囲をロールで制御」ですね。

🗂️ どういう順番で詰めたか

相談の順番はおおざっぱに言うと、

1️⃣ 欲しい項目を全部リストアップ
「要点、ToDo、感情、グラフ、女将…(?)」

2️⃣ それぞれの目的を明確に
「なんのためにいるの?被ってない?」

3️⃣ 役割がかぶるものを削除 or 統合
(例:「重要発言ピックアップ」は転換点に統合)

4️⃣ コーチ用・生徒用で表示分けを決める
「ひそひそ女将はコーチだけ!」など

5️⃣ 最終形を「見た目の順番」に並べ直す

これをAIに泣きつきながら、何百ターンも試行錯誤したおかげで、ぶっちゃけ人力だけじゃ無理な整理ができました。

✅ こうして決まった!レポート構造の全貌

AIと一緒にぐるぐる相談した結果、理想のセッションレポートの形 はこうなりました👇

📑 最終構造(ざっくり順番)

1️⃣ 🔑 セッション要約
 一言で流れをざっくり把握できる。
 → 読む前のウォームアップ。

2️⃣ 🗂️ 要点抽出(箇条書き)
 セッションの主要ポイントを抜き出し。
 → 何を話したか一目でわかる。

3️⃣ ✅ ToDoリスト
 生徒が次までにやること、コーチ側のタスクも。
 → 行動に直結する部分。

4️⃣ 📈 感情スコア折れ線グラフ
 セッション中の感情の上下を見える化。
 → 「どこで気持ちが動いたか」を直感で把握。

5️⃣ #️⃣ 転換点リスト
 感情の山谷だけを抽出して前後の流れも要約。
 → 振り返りが超時短に。

6️⃣ 🧠 感情の要点コメント
 感情の波をAIが一言で解説。
 → グラフだけじゃ分かりにくいポイントを補足。

7️⃣ 🥧 発話比率円グラフ
 コーチと生徒の発話量を客観的に。
 → コーチが話しすぎてないか確認。

8️⃣ 📝 次の一手の提案
 AIが今回の流れを踏まえた次のアクション案。
 → 具体的に「何を意識すると良いか」まで自動で。

9️⃣ 🤖 AIコーチ補佐(ひそひそ女将機能)
 コーチ専用。AIがこっそり「こう質問してみ?」を提案。
 → コーチの引き出しを増やす裏ヒント。

10️⃣ 🔒 ご意見箱 & フィードバックBOX(コーチ専用)
 AIやツールへの要望・タグ修正など何でもメモ。
 → 後で開発に活かす。

🎓 役割と目的まとめ

セクション一言で言うと
🔑 セッション要約流れを1文でざっくり
🗂️ 要点抽出話したポイントを箇条書き
✅ ToDoやることを明確化
📈 感情グラフ気持ちの波を可視化
#️⃣ 転換点リスト大事な山谷だけピック
🧠 感情コメント波の解説
🥧 発話比率コーチ vs 生徒の話量バランス
📝 次の一手振り返り+次のアクション
🤖 AIコーチ補佐コーチ専用の耳打ちヒント
🔒 ご意見箱改善アイデアを残す

一言でいうと?

🎯 誰が読んでも迷わず振り返れて、行動までつながる“最小で最強”のレポート!

やっと出来上がりました。

📊 迷いと試行錯誤のリアル

正直、このレポート構造がサクッと決まったかと言うと……

そんなわけがない!!

という話をここに置いておきます。

💀 途中でボツにした要素

理想を追い求めたせいで、最初はこんなのも入れようとしてました👇

  • 「重要発言ピックアップ」
     → でも結局転換点リストとほぼ被る。
     無駄に重複して混乱するのでサヨナラ。
  • 「セッションタイムライン」
     → 「00:00 アイスブレイク」とか。
     確かにカッコいいけど、結局見る人ほぼいないって結論に。
  • 「感情ヒートマップ」
     → 見た目は派手。でも「わ〜カラフル」で終わるだけで振り返りには不向き。

とにかく「ウケそうだけど使わないヤツ」を捨てる勇気が超大事でした。

⚖️ 「これ要らないかも?」を決める基準

私が決めたシンプルなルール👇

同じ意味のものは1つに絞る!
 → 重要発言 vs 転換点リスト問題

読んだ後に行動が変わらない情報は切る!
 → ヒートマップとかタイムラインは華やかだけど要らない子。

「見た目の映え」より「振り返りやすさ」を最優先!

🔑 コーチ専用と生徒用の分け方に苦戦した話

これも沼ポイントでした。

例えば👇

  • 感情グラフって生徒が見る意味ある?
  • AIコーチ補佐(ひそひそ女将)は当然コーチ専用だよね?
  • コーチのToDoは生徒に見せないほうがスマート?

このあたりはAIと何百ターンも議論して、最終的に「誰が読んでも迷わない役割分担」に落ち着きました。

今では👇

  • コーチだけの耳打ち → 🤖 AIコーチ補佐
  • コーチだけの改善メモ → 🔒 ご意見箱
  • 生徒に不要な裏タスク → ToDoでロール分け

って感じで役割がスッキリ。

一言でいうと?

盛りすぎサラダバーを削ぎ落として、「見る人が楽・動きやすいレポート」だけを残した!

これが迷走の末のリアルです。

🔍 ここがシランコーダー流ポイント

さて、ここまで読んで「結局これ、他のAIツールと何が違うの?」って思ってる人、いますよね?

ちゃんと答えます!

🧩 他と何が違う?

1️⃣ 機能をただ詰め込んでない

他のAI自動要約ツールって、だいたい「文字起こし → ざっくり要約」で終わり。

でもそれだけだと結局「へ〜」で終わるんです。

でも、このツールは違う。

要約だけじゃなく ToDo・感情グラフ・転換点・話題深さ・AI耳打ち まで一気通貫。

「わかった」だけじゃなく

「じゃあ次どうする?」まで一歩踏み込む

ここが最大の違い。

2️⃣ コーチと生徒の視点を徹底的に分けた

全員に同じ情報をドーン!は楽だけど、それだとコーチングには向かない。

  • 生徒にはモチベUPと行動だけ
  • コーチには気づき・裏ヒント・改善材料まで

ロール分けと出力分けをAIで自動制御

だから無駄に混乱しない。

ここも他ツールと一線を画すこだわりポイント。

3️⃣ 「面倒をゼロに」を最優先

ツールって結局、手間が増えると誰も使わない

だから👇

  • アップロードだけで全部終わる
  • 手入力ナシ
  • 転換点とか要約も自動
  • 改善意見はワンクッションで集める

これで「コーチの負担ゼロ」「生徒の振り返り即完了」

これがシランコーダー流です。

🎓 コーチが「おおっ!」ってなる仕掛け

  • 振り返りが爆速化
  • 自分の話量を客観視できる
  • 気づきを次のアクションにすぐ繋げられる
  • ひそひそ女将で質問ネタ切れ防止
  • 改善したいこともレポート内で即メモOK

一言でいうと?

他のAIツールじゃ出来ない「コーチとAIの二人三脚」を叶える裏設計がシランコーダー流!

✏️ まとめと次回予告

ここまでお付き合いありがとう!

この記事では👇

  • 🗂️ 何を載せる? をAIと泣きつきながら決めた
  • 🎭 要点・ToDo・感情グラフ・転換点・次の一手
    必要最低限で最大効果を狙った構造が完成
  • 🔒 コーチ専用 vs 生徒向け を徹底的に整理
  • 🤖 ひそひそ女将機能 という謎の新発明も爆誕

…などなど、

ツールの心臓部分がガッチリ固まりました!

🚀 次はどこを形にする?

もちろんここからが本番。

「決めた構造をどう動かすか?」

これを形にするために👇

  • JSON設計を固めて
  • Colabで動作を分割テストして
  • n8nで自動化フローを組んで

…と、私の「ノーコード&AIで全部回す作戦」 に突入します。

おまけ:実際の会話ログちょい見せ

「お前は、AIとどんな感じで会話してんの?」

って思った人のために…

ちょっとだけ、実際のやり取りをそのまま公開!

🧑‍💻 私:
要約と要点抽出って何が違うの?どっちも同じじゃない?

🤖 ChatGPT:
要約はセッション全体の流れを短文でまとめます。
要点抽出は話した内容を漏れなく箇条書きに整理します!

🧑‍💻 私:
なるほど!じゃあ両方いるのね。ToDoは要点から作ればいい?

🤖 ChatGPT:
その通りです!要点からToDoを生成すると漏れにくくなります。

🧑‍💻 私:
感情グラフもつけたいんだけど、意味ある?ウケるだけ?

🤖 ChatGPT:
単体だと弱いです。転換点とセットにして、発話番号+要約を付ければ振り返りが速くなります。

🧑‍💻 私:
おお〜!じゃあ転換点リスト作ろう!あと、ひそひそ女将機能ってできる?

🤖 ChatGPT:
できます!全ログを元に、コーチへの補足ヒントをAIが生成して耳打ちします。

🎓 こんな感じで、無限にAIに突っ込んで突っ込まれて、ツールが進化してます🔥

実は後で実装する予定の超ビッグな機能があるんです!これは他のツールと完全に一線を画す機能です。また今度紹介しますね。

  • この記事を書いた人

SHIRAN

「コードは知らない。でも作れる。」AIとツールで便利を生む非エンジニア。挫折も経験しながら、今は作る楽しさを発信中。詳しくはこちら

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